慶應経済受験の話。②

2017年8月15日

 

 

 

 

 


こんにちは。ミスター慶應no.6(@mrkeio_17no6)の小山諒です。

 

前回の続きの記事になります。

 

前回は、必死に勉強したけど、模試で悪い結果でたよ^^って話です。

まあでも、偏差値は夏の間で15くらいあがりました。

 

今回は、そうした夏の具体的な勉強法と、振り返ってみて何故僕が慶應に受かったのか・合格へのアドバイスを書きます。(国数英)

 

結論から申し上げますと、

 

夏休みやるべきことは基礎をインプット

僕が受かった理由は、きちんとインプットした後にアウトプットの練習ができたこと

 

だと考えています。

偏差値が高かったからじゃないよ、ということ。

 

それではさっそく書いていきたいと思います!

 

がそのまえに!

慶應経済に求められる能力についてちょっと触れます。

 


問題方式から分かる経済学部

なんだか非常に当たり前の話なんですが、改めて。

大学ごとにもそれぞれ「色」というものがあるんですが、各学部にも【それらしい人】が集まるようにできています。

 

受験生が一様に同じ勉強内容をしていても、学部によって「求められる能力」が異なります。それが顕著に表れるのが、問題形式です。問題形式にもその学部の色が出ています。

 

簡単な例をあげれば、経済学部には作文問題が英語と小論文、二つもありますよね?

文学部の英語は辞書を使えたり、商学部の小論文は非常に特徴的だったり。

同じ大学なのに。

経済学部は問題形式から「書き上げる力=発信力」を比較的求められていると言えます。

 

受験的に言うと、その学部の問題形式が「勉強して鍛え上げた能力」とマッチしてるか?、自分に合っているか?という問いに集約されます。

 

もしかしたら「アナタ」は志望とは別の学部にとても合っているのかもしれない。適性のある学部と別の学部を受けようと考えているのかもしれない。

人には向き不向きがあるのと同様に、学部も受験生を取捨選択する問題内容になってます。

 

 

こう考えると、僕はたまたまとても経済学部向きの人間で、たまたま慶應経済を受けたからそれまでの模試がE判定でも受かった。そういえるのかな!

 

だからこれからする話は「経済学部っぽい人が経済学部っぽい勉強をして経済学部に入ったんだ」と、念頭にあると読みやすいかと思います。

そして、いまこの記事を読んでくれている方は、選り好みせずにいろいろな学部に目を向けてみてほしいし、もし落ちてしまっても落ち込みすぎずに「縁がなかった」くらいに考えてほしいです!

 

 

偏差値、実はどうでもいいんじゃないか説を提唱する人。(慶應経済に限る)

 

それでは勉強方法に移ります。

 


英語を中心とした具体的な勉強法

 

「夏休みは何を重点的にやりましたか?」

 

みなさん気になると思いますが、

 

前述の通り、全部が苦手科目な僕はどの教科も基礎を覚えることを重要視しました。笑

同時に、地頭(物覚え)が悪い自覚があったので、国数英全て反復練習を徹底しようと判断しました。

 

なんかタイトル詐欺っぽいですが夏休みにやったことは単語カードを作る、ただそれだけです。

 

受験期につくった単語カード全部で三万枚ほど。

この単語カードに

英語なら単語、熟語、長文

数学なら、公式

国語なら古典単語、漢字

 

とりあえず解けなかった問題を、問題文丸ごと単語カードに記入しました。

もう、めんどくさいけど、自分がバカなんだからしょうがない。

でも、同じ問題が出たら絶対に間違えない。そんな意気込みでやってました。

 

並行して、問題ごと覚えちゃおうと、英語長文と古典は音読していました。

 

 

大量に作った単語カードは、電車などでの移動時間に消化しました。(チャリで日本一周してる奴が言うことじゃないが、移動時間ほど無駄な時間はない)

結果として(よく言われることですが)、予習より復習に時間を費やしたといえます。初めての問題は解けなくてもいいけれど、一度説いた問題は絶対に解けるようにしてやるというスタンス。

 


数学について

 

数学に関しても同様です。基礎の部分を重視し教科書や簡単な参考書をやりこみます。問題を反復しまくる事で「わかる」から「解ける」状態にします。

 

 

数学でよく陥りがちなのが、解答を見て「分かる」で終わってしまうこと。僕も結構やっちゃってました。

 

自分で一から問題を解き切る「解ける」地点にまで自分を持っていく。

「分かった」ところで解けないのですが、ここを誤解している人が多い気がします。

 


国語について

経済にはないから簡単に。

古典、漢字は暗記で十分です。具体的には単語帳単語カードを反復すればOKです。

 

 

一方、現代文には読み方のコツがあります。ノリで行ける人とか多いです。僕は無理でした。(この辺が経済学部っぽい)

 

正直、塾講師といった受験のプロに頼るのが一番!!!笑

 

現代文で伸び悩んでる人はプロに頼れというクソアドバイスです。

 


小論文

10月からで絶対に間に合う!ですから割愛します。まだ慌てる時間じゃない。(経済限定)

 


秋とこれからに向けて

 

志望校の過去問は10月10日からスタートしました。それくらいおそくても大丈夫です。

 

むしろ上記のとおり、基礎抜けが一番アカンです。

それまで赤本には触れずひたすら知識のインプットしましょう。

 

繰り返しになりますが経済学部に求められるのは、アウトプットの力です。発信力

なんというか、日本語の熟語を全然知らないアイルランド人が、日本語でうまい小論文を書け、って無理な話じゃないですか。

 

アウトプットするためには必ず基礎のインプットされた知識という土台が必要なんです。

そして、特に慶應経済ではそれをを求められているんです。

だから基礎は絶対

 


今だから言える慶應経済合格へのアドバイス!

 

単語カード!単語帳は何を使ってもよいが、自分だけのオリジナル(単語カード)の方がオススメ!自分が一番憶えやすい形に落としこもう!

 

馴れ合わないこと!勉強とは孤独な戦いである。飯を誘われたら断り、遊びの誘いは鼻で笑い、親しくない人のラインはブロックしましょう。とにかく孤独な闘いなのだから社会的行為禁止。ソーシャルネットサービスなんて使うな。Twitterは消してしまえ。と言いたいですが僕のことを応援してほしいので勘弁してください。。。

 

楽しむこと!一番大事!暗記もただ憶えるだけでなく、コロケーション・接頭語・接尾語の語源などに注目し、ストーリーを理解しながら憶えると楽しい。数学も要素の組み合わせ、元をたどれば全て源流があります。暗記なんて無味で面倒くさい、ではなくストーリーも覚えれば楽しんで取り組めます!

 

また、暗記はやればやるだけ点数が上がるゲームのようなものなので、意識次第でゲーム好きの君もきっと受験にハマるはず!!

 

大学生の夏はかけがえのないものですが、18の夏もまた2度と来ない、かけがえのない夏なのです。楽しまなきゃ損ですよね。

 


 

 

大変長くなりました!!笑

が、ここまで読んでくださってありがとうございます!

 

一概にも言える根拠はございませんが、早稲田、立教などもありがたく合格させていただいているので、参考になれば。

 

自己満記事っぽくなりましたが

みなさんの合格を本気で願ってます。マジ。

 

 

 

引っ張り出した甲斐もあります。

 

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それでは、良い夏をお過ごしください。乱筆失礼しました。